細菌とウィルス
意外と知られていないこの違い。
このタイミングで復習しておきましょう。
簡単に言うと、これらの違いは「生物か否か」。
生物として取り扱われるためには次のような要件を満たす必要があります。
①細胞膜で仕切られた細胞でできていること
②代謝を行うこと
③自分で複製できること
ウイルスはこれらの要件を満たさないんですね~。
生物じゃないから抗生物質は効きません。字のごとく、「生物に抗う物質」ですからね。細菌用です。
あとウイルスの大きな特徴として変異のしやすさが挙げられます。
細菌も変異はしますが(抗生物質を使いすぎると耐性をもつ、なんてことはよく聞きますね)、ウイルスはその頻度が高いのです。
ウイルスは自分で複製できないので、他者の細胞に取り付いてコピーさせることで増殖します。このコピーの際におこるエラーが変異の原因のため、高い頻度で変異するといわれています。
新型コロナも武漢で拡大したものとヨーロッパで拡大したものは微妙に違うと言われています。あの爆発的な拡散力をみれば、変異したと言われても納得ですね。
今日は、知っているようで実は知られていない最近とウイルスの違いについて超ざっくりとご紹介しました。
それでは今日はこの辺で!